東王の日記

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五等分の花嫁の感想考察日記!

五等分の花嫁:89話『私と姉妹②』感想 「一番上の自分」から「一番下の自分」へ

 初めて読み終わった時の感想は「いい話だなあ」「これが嵐の前の静けさというやつか……」といったところでしょうか。姉妹が五人一緒にいることに少なからずこだわりを見せていた所。四葉が自己犠牲の精神を持ってまで他の皆のために奮闘する理由がわかった所と、そして風太郎との再会までの物語がどのような感じだったのかという所。色々な背景が一気に解き明かされ、最初の話からもう一度読み直したくなるこの物語の構成力は本当に素晴らしいです。もうこの作品を読み始めて何周したのか数え切れません。ねぎ先生、教えてくれ。俺たちはあと何周したらいい?俺はあと何周五等分の花嫁を読み返せばいいんだ。風太郎は俺に何も言ってはくれない。教えてくれ、ねぎ先生!

 

 最初の感想が大事!といつかの記事で言ったものの、今回の話は何度も何度も読み返すたびにいくつもの疑問点が思い浮かび、引いては「五等分とは何ぞや?」という所まで思考を巡らせてしまいました。

 

「いやお前の言ってる事こそ何ぞや?」と思う方もいるでしょうがまあまあ聞いていってくださいな。とにかく今回は上述した通り「嵐の前の静けさ」なのでいわゆる『箸休め』の意味合いが大きい話ではありますが、それに含まれていた内容が思ったよりも混沌としているな、と読み取ってしまったので、それについて+αとして取り留めのないことを色々書いていきましょう。

 

 

一花が髪を切ったワケ

 さて、五つ子達の出だしは一花が髪を切ったシーンからでした。前回の終わりでさりげなく髪を切っているコマがありましたが、その続きですね。

 

 正直に直感で言ってしまうんですけど、これって学校の部活のためじゃなくね?

 

 実はこの頃から女優になるための活動を少しずつ裏でやり始めていたんじゃないでしょうか?花火大会の時には「一人前になるまであの子たちには言わないって決めてたから」と言っていたことですし。当時が中学何年生なのかは分かりませんが、オーディションを受けるようになるために訓練生?候補生?として色々この頃から「部活」と称して頑張ってたんじゃないですかね。

 

 まあ実際その線ではなくて本当に部活のため、という場合は普通に演劇部あたりに参加しているのかもしれませんね。どちらにせよ、エキシビションマッチの記事で書いた通り『一花が女優を目指した理由』がそのうち語られると予想していますのでここらへんはおいおい期待していきたい所です。

 

 ちなみにですがこの一花の笑顔めっちゃいい。めっちゃ朗らか。

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いい笑顔いただきました その1

 やっぱり人間、一番なのは笑顔ですよ、笑顔。

 

五つ子の勉強事情

 これはすごいメタな内容になってしまうんですけど、勉強内容をしっかりノートにまとめていたりゲームを卒業したりするなど、風太郎が傍にいない中学時代でもあれだけ勉強熱心だった割に「姉妹全員が追試を受けざるを得ない状態」「31点の四葉が姉妹の中で一番上」「その後も順調に上がってきてる(31点)」というのが、うん、凄いなと。

 

 これ「なんでだろうなあ……?」といつも思うんですよ。この話以外でも、例えば中間試験とかを読み返す時も毎回。ノートにしっかりまとめられる程度にはインプットとアウトプットがしっかりできているはずなのに、それがなぜテストに活かせないんでしょう。

 

 そうしなきゃ物語が成立しないからという回答もありますが、現実的な答えを出すなら「緊張状態になると想像以上に焦ってしまい、適切な答えが脳内の引き出しから上手く取り出せなくなる」ってことでしょうか?「ドラ〇もんが想定外の事態にあたふたするとき、四次元ポケットから意味のない道具をあれこれと沢山出してしまう様子」を思い出していただければ、それと同じようなことが姉妹のテスト中にも現れているんじゃないかなあと。

 

 ちなみに知識の吸収量については人並みにはあると思ってます。過去に見せられたテストの答案を細かく見ると「空欄で回答している問題」は比較的少なく、「誤答してる問題」が多く見られたので。五等分だけにな。なので勉強する時に覚えた数式や単語は脳内の引き出しには収められているはず。その引き出しの中がまるで今の一花の部屋の状態になっているのが問題なだけなんだ、きっと……!

 

 とまあ。正直な話これ自体は考えたところでしょうがない話ではありますが、一応自分の思ったこととして言葉にしておきました。他にしっくりくる説明があったら聞いてみたいかもしれません。

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勉強熱心なのに

四葉の苦悩

 物語が始まった時は勉強嫌いであった五つ子でしたが、中学時代の四葉は一番勉強に対して熱心だったと言えるでしょう。英語が苦手な三玖に対して「お手本にしてみて」とノートを見せてくれたり、陸上部の勧誘があってもそれを断るくらいには勉強に集中 しているようでした。零奈を楽にさせてあげたいという目標は失われてしまいましたが、それでも修学旅行で交わした誓いを大切にしていた四葉は立派です。ごめんよ、前回の記事で『全く手が付かなくなってしまったんでしょうね』なんて言っちゃって。

 

 そんな勉強熱心な四葉でしたがテストで姉妹の中で一番いい点を取れたとマルオに報告するも、当のマルオからはいい反応がもらえなかった事を気にしており(マルオの中では褒めていた方なのかもしれませんが)、「お母さんだったらもっと褒めてくれるのに……」と独り言ちていました。前回から芽生えていた「自分が一番・特別でありたいという願望」から承認欲求を拗らせてしまい、だんだんと四葉の中浸食しているのが見て取れます。

 

 四葉の苦悩はそれに留まりませんでした。どれだけ勉強を頑張っていても、四葉の学力は何一つ伸びていきません。それどころか、ゲームで遊んでいた三玖に抜かれてしまう始末。それでも負けじと頑張って頑張って成績を伸ばそうと奮闘する四葉たくさん勉強して、うんと賢くなって、とびきりお給料の貰える会社に入って、それで?

 

 零奈が例え存命で楽をさせてあげたいという願いが未だ失われていなかったとしても、四葉の願いが叶う事は一生ない』とまるで世界が宣告しているかのように、四葉のやる気や努力が『結果』に結びつくことは一切ありませんでした。

 

 話の本筋とは関係ありませんが、この時の「私は何のために勉強をしてるんだろ……」という疑問も深いな、と。小学生や中学生のほとんどの子もこういった類の疑問がふと脳裏によぎる瞬間があるとは思うんですけど、大抵はそもそも勉強する意味や理由を『一度も』ハッキリと自覚してないことが多そうですよね。それが四葉の場合は『一度勉強する意味や理由を見つけたものの、それを失ってしまったために湧いて出てきた』疑問なんですよね。ただそれだけのことなのでこれ以上の事は何もありませんが、ちょっと興味深いなと。

 

 もう勉強じゃ一番にも特別にもなれない。でもあの日のお母さんは特別じゃなくてもいい、五人でいることが大切だと言ってくる。

  母の願いが四葉に全く届いていなかったことが明確にわかる一コマでしたね。自分は土曜日の夕方まで全くそのことに気付いていませんでしたが(笑)

 

 そんな四葉はお母さんの言葉を深く考える事を放棄して自分は特別だと証明するため、高校入学後は今まで断っていたスポーツにのめり込むようになりました。勉強が駄目でもスポーツなら特別になれる。そう考えたのでしょう。

 

 勉強と違って体を動かすことは得意だった四葉は頼まれた部活全てに助っ人として入部し、その全てに結果を残すことができました。そして壇上に立って皆から注目されて褒められるようになったことで、ついに心の中で母親と姉妹に勝利宣言をしたのです。

 

 かつて母親にテストで一番を取ったと言っても認めてくれなかった。かつて父親にテストで一番を取ったと言っても大して褒めてくれなかった。「一番になりたい、特別でありたい」という願望を持った時以来今までまともに褒められる経験がなかった四葉だったけど、今度は違う。学校の皆が祝福してくれる。必要としてくれる。それは私が中野四葉だから。姉妹では決して辿り着けない場所に、他ならぬ私が立っているんだ。

 

 いやはや、これほどまでに四葉が他人(というか他姉妹)を見ずに自分を中心に見ていただなんて数週間前までは到底考えられなかったですよ。四葉には何かしらの重い過去が存在していて、それが姉妹に対する自己犠牲の精神を作ったんだなっていう程度にしか思っていなかっただけにね。

 

 しかし、そんな四葉の特別は突然終わりを告げます。

 

 

落第、そして転校

 教師から告げられた「あなたを落第とします」の一言。そう、複数の部活で助っ人として頑張ってきた四葉は追々試の勉強も手に付かず、落ちてしまったのです。そしてマルオの力によって、別の高校へと一人だけ転校する処置がとられました。

 

 最後の試験の時に「皆で勉強して再起を図りましたが……」とあったものだから、てっきり最後の追試は皆で一緒に頑張って勉強したけど、結果として四葉だけ敢え無く落ちてしまった。そんな物語を予想していたんですが、蓋を開けてみればそもそも四葉は勉強を全然しなかったわけで。一番になりたいがために「一緒にしないで」と勉強を教えようとした三玖を突き放した態度から考えても、姉妹からも勉強を全く教わってないんだろうなと思われます。

 

 自分のいる意味を見つけたけど認められず、それでも必死に模索して頑張り続けてきて、ようやく自分が納得できる居場所が見つかったばかりのことです。落第を告げられた四葉はさぞショックが大きかったことでしょう。あれだけ「私が必要とされている」という感覚を味わっていたところなのに、高校側から「あなたは必要ない」という無慈悲な烙印を押されてしまったのですから。

 

 落第と転校を告げられた四葉は一気に「一人」を感じるようになります。高校からは出ていくよう言われ、一緒に頑張ってきた部活動の仲間からも「部活動だけで満足していたの?」と言われる始末。今まで逃げていた「勉強」がここに来て四葉を苦しめることになるとは本人も全く思っていなかっただけに、これから自分の進むべき道が一体どこにあるのかさえ分からなくなってしまいます。

 

 しかしそんな四葉のために、残りの4姉妹が自分達も転校すると言い出しました。追々試を通過したのは全てカンニングをしたからだと嘘を吐いてまで。それは零奈が四葉に残した「大切なのは五人でいること」の教えが他の4姉妹にも同じように伝わっていたからでした。

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二乃は恐らく教えとか関係ないだろうけどね

 零奈のために花を買って帰ろうとしたあの日に財布を無くしてしまった事がそうであったように、誰かの失敗も五等分です。5年後の花火大会で全員一緒に花火を見る予定だったのにそうならなかった時もそう。誰か一人が悪いわけじゃない。誰かの身に降りかかった火の粉は皆で協力して取っ払ってしまおう。そうやって五人は五人として生きていく。だから困難も五人でなら乗り越えられる。母親の願いは五人でいる事なんだから。

 

 

 本当に?

 

 

 

 初めは三玖の「困難も五人なら乗り越えられるよ」というセリフを見ても「あー、花火大会で誰かの失敗は五人で乗り越えること」って言ってたあれかー、くらいのことしか感じなかったんですけど、改めて読み返してふと思いました。そう、別に困難を乗り越えてなんかなくないか?

 

 

 この過去編が始まる前にあった修学旅行を思い出してみてください。あれは自分の中の結論としては「敵=自分の心の弱い部分」の構図になっていました。そして一花と三玖の問題をほぼ姉妹全員で自分の問題として立ち向かっていき、それぞれの弱い部分が取っ払えたからこそ、姉妹(特に一花・二乃・三玖)間の不和が解消されたんです。

 

 僕が認識している「困難を乗り越える」も似たような感じで、皆で共に立ち向かっていくことが大切なんだと思っています。だから、今回の話で三玖が四葉に言った言葉が適切なのかと聞かれると、首を縦に振ることができないんですよね。「皆で乗り越えるべき追々試の突破」が達成できなかったんですから。

 

 当たり前の話ですが四葉だけが試験に落ちたことに関して、他の姉妹を責めるのは100%お門違いです。三玖は高校に入ってから一度四葉に勉強を教えようとしたけど、当の四葉が特別を求めるあまりに拒否してしまったわけですし。それに四葉は落第の通告に対して「だってあんなに部活で結果を出したのに!」と言ってる事から、(自分が必要な存在だから)追々試で不合格になることに関してはどうとも思っていなかった可能性すら考えられますからね。

 

 それからもちろん、四葉だけが転校することを嫌って皆で転校する事それ自体に対して反論したいわけじゃありません。四葉もそのおかげで自分が一番になることへの執着が取っ払われたのは大きな事実です。ただ「あんただけいなくなるなんて絶対に嫌!」「どこに行くにしても皆一緒だよ」「それがお母さんの教えですから」「どんなことも私たちで五等分だから」という皆の言葉が四葉の転校が決まった後』に出てきてしまったことが問題なんじゃないかって思ってます。

 

 そう、なんだろう。この時の皆は「大切なのは五人でいること」という零奈の言葉を「(結果的に)五人が同じ場所にいればいい」という感じの意識を持ってしまっているような感覚。「零奈の教えが実は他の4姉妹にも正確に伝わっていないんじゃないか?」とつい意識してしまうような、この焦燥感。

 

 確かにね?最近の話を何度読み返しても零奈の願いは間違いなく「五人でいる事」なんですよ。そして今回の件でも四葉が落第して転校するから他の四人も落第して同じ高校に転校することで五人でいられる」というのは間違いではないんです。だけど多分一番理想的な「五人でいる事」「落第を全員で協力して回避して、このまま五人で黒薔薇女子にいられるようになる」という形なんじゃないのかなって。この呟きをしてからずっと今まで悩んでるんですよね。

 

 物語上で「誰かの失敗は五人で乗り越える事」が最初にあったのは花火大会の時でした。あの時は5姉妹の誰もが自分の中の失敗を認識した状態だったから、全員で気持ちを分かち合うことができました。でも『私と姉妹①』で財布を無くしてしまった件と今回で追々試に自分だけ落ちてしまった件については、他の四姉妹に落ち度がないんです。そういう場合での「誰かの失敗は五人で乗り越える」というのは呟いた通りで単なる「痛み分け」にしか過ぎないのでは……?と思った次第でございます。

 

 乗り越えるべきものを自分の都合で乗り越えられず、しかも姉妹が痛み分けしてくれたという結果になってしまったが故に、今の四葉があれだけ姉妹に対して自己犠牲の精神を持つようになってしまったのかな、と今ではそんな風に考えてしまいますね。『どんなことでも五等分』、そう思ってるのは今も昔も実は四人だけなのかもしれません。

 

 伝わったら幸いでございます(笑)

 

 ただ、ここまで疑問を言っておいて非常にアレなんですけど、だからと言って「ああすればよかった、こうすればよかった」と言いたいわけじゃなくて。メタな話になって申し訳ないんですけど、物語が始まる前から成長すべきポイントが見つからないくらい完璧な状態だった場合、その物語自体が不要になってしまうわけですからね。

 

 もしも五つ子が全員零奈の言葉を正しく受け取っており、全員で落第を回避したとします。そうなると転校の話もなくなり、風太郎が五つ子と出会う切欠を失ってしまいます。そうなると今度は主人公の風太郎が人間的な成長をしなくなってしまいますので、風太郎がいい未来を作れる可能性がガクッと低くなるかもしれませんね。

 

 過去の物語でそういう不安定さを残したことによって、現在の物語で一人一人がいつかそこから殻を破る瞬間がやってきてくれるハズだと、そう信じたいですね。というかねぎ先生ならやってくれるでしょう。

 

 

 ちなみにですがこの二乃の笑顔めっちゃいい。「してやったり感」はんぱない。

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いい笑顔いただきました その2

 

もしかして?

 

 今回、マルオ達大人側の事情が二回も描写されていたんですけど、ここでちとまた一つ思いもよらぬ事態を妄想想像してしまったので書いてみましょうか。

 

 いやね、マルオって五つ子のために裏で色々画策しているんですけど、もしかしてこれ「卒業間際のタイミングで公にバレてしまうんじゃないのかな?」ってことです。転入の件も然り、3年1組のクラス編成も然り。そして知り合いの理事長=武田の父親が実の息子のため(+自分の名誉のため)に模試の答えを先に渡してしまうなど、「漫画的に書く必要のない不正な行為」が色々と出てるじゃないですか。で、それが漫画で描かれてる以上、いつかはバレるやろ?と思ったわけです。

 

 で、悪事がバレたらどうなるかというと、五つ子(+武田)の卒業試験のハードルが上がってしまうんですよきっと。何も悪いことしてない五つ子+武田にとっては可哀そうな話ではありますが。

 

 それはなぜかって? 

 

 模試が終わった後のマルオとの会話で、風太郎は「成績だけでいえばあいつらはもう卒業までいける力を身に付けています」と言い、その上で「俺はあいつらの夢を見つけてやりたい」と新たな目標を掲げました。でもこれってよくよく考えると、既に夢を持っている一花と五月は今後風太郎と一切関わらなくても卒業までゴールインできるって事ですよね。一切は言いすぎですけど、ニュアンスさえ伝わってくれれば何でもいいです。

 

 そういった、「既に夢を持った五つ子」に対する風太郎の最後のお仕事的な意味で、こういうのもあるのではないかと思うんですよね。風太郎の視点で言ってしまえば一花と五月にこれ以上積極的に関わろうとする理由が「一切ない」ので。

 

 でですよ。卒業試験のハードルがあがるかもしれないって言ったじゃないですか。いつもの試験だと30点が合格ラインになってるんですけど、卒業試験での合格ラインはきっと50点です。50点。そう。一番最初に風太郎が出した小テストの合格ラインです。これを超えることで高校を、そして風太郎の家庭教師を晴れて卒業ができるというストーリーが待っているに違いありません。

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超えられなかった50点が、最後に超えるべきハードル?

 ねぎ先生は対比構造をしっかり描写していますので、僕のこの根も葉もミもフタもユメもキボーもないこのモーソーももしかしたら現実に起こしてくれるかもしれませんので期待しましょう!

 

 

これから

 

 さて、物語としては四葉風太郎が出会う前まで戻ってきました。色々迷いましたが、今では四葉風太郎の事をしっかり覚えていて、テストの名前を見たことから強いショックを受けてしまい、風太郎に自分の事がバレないように必死におバカキャラアピールを繰り返ししていた』という状態なのかなって思ってます。『始まりの写真』で思い出した説は、さすがに撤回ですかね。

 

 おそらく次の話は『私とある男子②』だと思いますが、今度はどこまで話が進むのでしょうか。最後の試験編くらいまでいくのかな?割と『愚者の戦い』あたりの四葉の心情も是非とも知りたい所です。

 

 そして、相も変わらずこの過去のお話がどのように風太郎に伝わるのかどうかが気になりますね。というかまだ修学旅行が終わってからの物語が始まっていないのもあって、いつから再開されるのか、どんな物語から現在の四葉風太郎の物語が描かれていくのか……。

 

 前々から言ってる通り、四葉の試練として「中間試験で四葉一人だけ赤点を取ってしまう状況」から始まる物語を期待しつつ、今回はこの辺で終わろうと思います。

 

 ご拝読ありがとうございました。

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単なるアイキャッチ用なのです。

 

*本記事で掲載している画像は©春場ねぎ・講談社/「五等分の花嫁」より引用しています。